🐶ルーチェ、緊急手術を終えて

昨日、うちの引退犬ルーチェ(10歳)が無事退院しました。
今回の入院理由は「子宮蓄膿症」でした。
ルーチェは人間でいえば56歳ほど。
性格は、甘えん坊で少し気が強く、わがままなお嬢様気質。
その姿が愛おしくて、つい甘やかしてしまう毎日です。
今回の発症は解放型子宮蓄膿症で、ヒートにしては出血が多いことに気づき受診。
そのまま緊急手術となり、入院しました。
昨年亡くなったアリアも、同じ病気(閉鎖型)でした。
若い頃の発症でしたが、今回のルーチェの件で、
改めて「年齢に関わらず、子宮の病気は起こりうる」と痛感しました。
現在はまだ食欲が戻りきっていませんが、
少しずつ元気を取り戻している様子です。
治療費は15万円を超えましたが、
懇意にしている動物病院で、ブリーダーという立場を考慮していただいた金額です。
それでも決して軽いものではなく、
健康であることのありがたさを改めて感じました。
今回の経験から強くお伝えしたいのは、
「高齢だから避妊手術はもう必要ない」という考えは危険だということです。
子宮蓄膿症は、年齢を問わず発症しうる病気です。
繁殖を終えた後でも、避妊手術は“命を守るための医療”だと実感しました。
写真は、入院直前に撮ったもの。
獣医さんには、こうやって座っているのも
不思議なくらいの貧血だと言われました。
